ビデオから飛び出してきたような女性スタッフが、鮮やかな青のハイレグレオタードに黒のレッグウォーマーが素晴らしいプロポーションにぴったり似合い、ポニーテールの金髪を揺らしながら(しかし、年齢はビデオの女性と親子ほどちがうようです)「ハーイ! ハーイ!」の掛け声とともに部屋に入ってくると、集まった人たちからは「ワオー」「ヒューヒュー」と大きな拍手と歓声が上がりました。
血圧は大丈夫かと心配したくなるような雰囲気のなか、「(通訳さんによれば)今日は日本からのお客様も見えているので、いつもより張り切っていきましょう」と挨拶した彼女がビデオに合わせて動き出すと、殆どの人は笑顔で見ているだけです。
そのときになって気付いたのですが、そこにいる人たちの半分以上が男性だったのです。男性の本能を垣間見たような気がしました。

 見学の最後に、案内してくれたマネージャーさんに「施設にとってアクティビティーはどういう位置づけですか?」と質問すると、「寝起き・食事・排泄などはどんな状態の人でもやらなければならないことだが、もっと大切なのは生きていく張り合いを持ってもらうことではないか。
人生がそう長くないと知っている高齢者が"明日が楽しみだ。がんばって生きていこう"と思えるのは食事や排泄の介助をしてもらうことではなく、楽しみが待っているということ…例えば何日もかけて絵や手芸を完成させることや、エアロビクスに参加したり…そういうことだと思う。
当施設では6人のベテランスタッフがアクティビティーの企画立案から運営まで専任で行っている」と自信たっぷりに答えてくれました。
そのときは「なるほど」と軽く受け止めていましたが、もう一つの施設を見学したときに、その言葉はある結論を導き出すことになったのです。

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